排水
排水

地球表面の約3分の2は水で覆われており、水は私たちにとって身近な存在であるとともに、飲料水としてだけでなく、日々の生活や産業活動でも使用される欠かせない存在です。

「四大公害病」のうち、水俣病、第二水俣病(新潟水俣病)、イタイイタイ病の3つの原因が、工場から排出される水銀やカドミウムといった有害物質による水質汚染でした。
排水による水質汚染は、環境および社会に与える影響が大きいと言えます。

昭和45年、公共用水域及び地下水の水質汚濁の防止を図り、もって国民の健康を保護するとともに生活環境を保全すること等を目的に水質汚濁防止法が制定されました。
工場や事業所から排出される水質汚濁物質には、物質の種類ごとに排水基準が定められ、排出者はこの基準を守らなければなりません。

水銀は、一般排水基準で有害物質として指定され、許容限度は「水銀及びアルキル水銀その他の水銀化合物」として0.005mgHg/L(5µgHg/L)以下、「アルキル水銀化合物」として検出されないことと定められています。
測定方法には、JIS K0102 工場排水試験法、環境庁告示第59号などが挙げられます。

参考

「水質汚濁防止法関係資料」(参考資料3)環境省(https://www.env.go.jp/council/41air-wat/y411-01/ref03.pdf)を基に作成

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