PE-1000
PE-1000

概要

従来の30倍以上の超高感度・高精度測定を実現し、妨害成分の影響を受けにくい安定した測定が可能。低沸点化合物中の水銀も、全自動で簡単測定を実現しました。
またVORTEX機能(加熱撹拌機能)を搭載し、安定したサンプリングが可能となりました。
その結果、ASTM規格:UOP938-10(Total Mercury and Mercury Species in Liquid Hydrocarbons)にも記載され、世界標準機となっています。
世界最高水準、世界標準機である全自動石油中水銀測定装置PE-1000をご活用下さい。

用途

ナフサ, 灯油, 軽油, 重油, 原油, コンデンセート, 捕集管によるLNG, LPGなどのガス測定

測定方法

加熱気化法

特長

オートサンプラーを搭載した全自動測定装置

ASTM規格:UOP938-10 (Total Mercury and Mercury Species in Liquid Hydrocarbons) に登録された石油業界のグローバルスタンダードモデル。世界最高水準の全自動石油中水銀測定装置。

ナフサ, コンデンセート, 重油などの試料を超高感度, 高精度, 迅速に全自動で測定します。

試料の採取から測定までをクローズドシステムで処理し、検出は妨害成分の影響を受けにくい原子蛍光法 (AFS) を採用しました。

また、15試料オートサンプラーを搭載し、省力化と経済性を実現しています。

試料加熱部において、水銀と水銀化合物をカラムで捕集することで、炭化水素類を分離, 排出します。

カラムは予め設定された条件で温度制御しながら加熱分解し、水銀捕集管に金アマルガムとして水銀のみを濃縮します。その後、アルゴンガスを通気しながら水銀捕集管を再加熱し、気化した水銀を原子蛍光法で測定します。

PE-1000
新開発技術の採用で旧モデルに比べ飛躍的な進化
  • クローズドシステムの採用により試料からの水銀の揮散を最低限に抑え、室内環境からの汚染を防止
  • 原子蛍光法 (AFS) の採用により、従来の約30倍以上の高感度、高精度測定を実現
  • 燃焼経路内の緻密な温度制御により次測定への履歴を低減
  • 添加剤などの試薬を使用せず、測定困難な低沸点化合物の測定を実現
  • 加熱撹拌機能 (VORTEX機能) を搭載。粘性の高い試料や、パラフィン分の多い試料からでも安定したサンプリングを実現
PE-1000
PE-1000
PE-1000
登録されている条件を選択するだけのシンプル操作

作業工程は、極めてシンプルです。

試料を予めバイアルビンに採取し、オートサンプラーにセットした後、あらかじめ登録されている加熱分解条件を選択するだけです。

加熱気化測定において、最も重要な加熱分解条件は、弊社の豊富なアプリケーションに基づき、試料名毎に登録されています。

ご要望に応じて、オートサンプルチェンジャーを使用しないマニュアル測定タイプ (PE-1) もご用意しております。

PE-1000
PE-1000
豊富なオプション

PE-1000はオプションも豊富に取り揃えており下記のような測定法にも対応可能です。
詳細はオプションの項目を参照ください。

  • 日本LPガス協会規格:JLPGA-S-07に登録された「金アマルガム捕集―加熱気化原子蛍光分析法」(オプション品:RH-PE)
  • 環境水などの高感度分析が可能な「還元気化-金アマルガム-原子蛍光分析法 (手動)」(オプション品:RH-PE, S-MA) など、1台で多様な用途に対応できます。

オプション

PE-1000はオートサンプルチェンジャーを標準装備しておりますが、ご要望に応じてマニュアル測定タイプPE-1の構成もございます。必要に応じて、オートサンプルチェンジャーの増設も可能です。

またオプションユニットを増設すればLPGの測定が可能となります。RH-PEとの接続で還元気化―金アマルガム方式の測定 (手動) も可能になります。

オートサンプルチェンジャー (HT3103A) 試料数 15試料
試料容器 2mL (バイアル瓶)
ランダムアクセス 可能
分注方式 シリンジ (100μL)
設置寸法 幅310 × 高さ637 × 奥行き323 (mm)
重量 9.5kg
水銀捕集管焼出し炉ユニット (RH-PE) 加熱温度 700℃
設置寸法 幅150 × 高さ350 × 奥行き180 (mm)
重量 6kg
その他 標準ガスボックス, ガス中水銀捕集装置, ドライガスメータ, ハンドクリンパ, ディキャッパ

捕集管焼出し炉

RH-PE
RH-PE

ガス中水銀捕集装置

LPGサンプラー
LPGサンプラー

標準ガスボックス

MB-1
MB-1

還元気化測定用インピンジャー

S-MA
S-MA (20mL) (RH-PEの併設が必要)

PE-1 (マニュアル測定タイプ)

PE-1
PE-1

仕様

検出部 (PE-1) 測定原理 加熱気化原子蛍光法
光源 低圧水銀放電管
波長 253.7nm
検出部 光電子倍増管, 光電管
キャリアガス 浄化空気, アルゴン
流量 0.1~1.0L/min
検出下限 (水銀濃度) 0.01μg/L
検出下限 (水銀量) 0.003ng
測定範囲 ~100ng (RSD<3%@0.1ng)
排気水銀処理 水銀専用活性炭吸着
制御, データ処理システム
(PC-Win/PE-1)
OS Windows 10 Pro
通信 RS-232C×1
表示 ピーク波形, 検量線グラフ, 測定結果, 統計計算, 測定経過時間
装置制御 測定の開始・停止, 測定条件 (加熱温度, 加熱時間), ブランクチェック, 標準試料チェック, 高濃度検知機能
データ処理 検量線 (1次式×3種), ピーク計算, 積分計算選択可, 単位設定, 濃度計算, ベースライン補正, 統計計算 (平均値, 標準偏差, CV%)
印刷 メモ, 検量線図・式, 測定値表, 統計計算, ピーク波形
設置条件 設置寸法 幅430 × 高さ490 × 奥行き610 (mm)
重量 40kg
電源 AC100~240V (工場出荷時設定), 50/60Hz, 1.5KVA
接地:D種接地 (接地抵抗100Ω以下) の単独
ガス アルゴン 0.2~0.8MPa, 99.99%以上
乾燥圧縮空気 0.2~0.8MPa
 
水銀
 
水銀
日本インスツルメンツ株式会社
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-14-4
Copyright© 2015 Nippon Instruments Corporation
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